About

漆器「めぐる」の三つ組椀は、飯椀・汁椀・菜盛り椀として、日本人の食の基本に寄り添います。心地よい肌触りや口当たり、そし­て抱き上げ たくなる優しいかたちが特徴です。 収納時には入れ子になり、きれいに重なるそのかたちは、禅の修行に用いられる「応量器(おうりょうき)」にヒントを得ました。命の重さ、心の深さ、天地への感謝を学ぶという、その精神を引き続いだ器です。 「めぐる」の三つ組椀「水平」「日月」の商品開発には、暗闇のソーシャル・エンターテイメント「­ダイアログ・イン・ザ・ダーク( http://www.dialoginthedark.com/ )」でアテンドとして活躍している3人の全盲の女性、川端美樹さん(みきティ)、足利幸子さん(ランラン)、大胡田亜矢子さん(はーちゃん)が参加しています。 アテンドとは暗闇の案内人のこと。 専門的なトレーニングを積んだ全盲の方にしかできない職業です。 視覚に頼らずに生きているが故に、ものの形や触覚を感じ取る優れた感性を持っているアテンドたち。 そのアドバイスを元に、腕利きの会津­の漆器職人たちが1年間に渡って試作と改良を繰り返し、「めぐる」は生まれました。 めぐるの製作にあたっているのは、 ・水平 木地師:荒井勝祐さん 塗師:吉田徹さん ・日月 木地師:石原晋さん  塗師:冨樫孝男さん の4人です。 「水平」は、器の腰に水平の角があるため、器の傾きが分かりやすく、「こぼしにくい」しっかり安心して持てるデザインに。「手だけでなくからだ全体の重心が決まる」を叶える、安定感のある凛とした形は、お年寄りから小さな子どもまで、幅広い年齢層の快適な「食べる」を支えます。 「日月」は、「目に見えるデザイン」と「触れて感じるデザイン」の両方を研ぎ澄まし、月日を重ねるほどに愛情が増すような存在感を追求。どこまでもなめらかで心地よいラインと、ぬくもりを感じるその使い心地に、「ずっと手の中に包んでおきたくなる」人生のお守りのような器です。 「めぐる」は、上塗りに上質な国産漆を使用しています。国内最大の漆の産地、岩手県・浄法寺の漆掻き職人・鈴木健司さんの漆(盛り漆という一番良い時期に採れた漆)です。 いい漆で仕上げた漆器は、使い込む程に色艶を増していきます。 そして、10年以上使って少し疲れてきたら、塗り直しをすれば、 また新品同様に生まれ変わります。 国産の漆は現在わずか2%。この器の売上の一部は会津での漆の植栽活動に寄付されます。 将来その木から採られた漆で器のお直しをお受けすることを目指しています。 そして、その仕事は会津漆器の若手職人たちの将来の仕事に繋がっていきます。 めぐるは、作り手も、使い手も、素材も、世代を超えて巡りゆくことを願った器です。 「めぐる」は、 適量生産による自然素材の循環と季節のサイクルに則したものづくりを目指す「十月十日(とつきとおか)」システム。 毎年1回(12月15日〜3月15日)の受注期間を設けての予約生産制です。器は、受注期間を経て、おおよそ十月十日(とつきとおか)をかけてお手元に届きます。 器のマタニティタイムの期間、 毎月メールやお葉書でご自身の器が育つ(作られる)様子をお知らせしています。 我が子のように迎え入れ、長い人生の中で、共に育っていく器です。 入学祝い・結婚祝い・出産祝い・還暦祝いなど、大切な方への人生の門出の贈り物にも。 詳細は下記の公式サイトをご覧ください。 【めぐる公式ウェブサイト】 ▶ http://meguru-urushi.com/  ※めぐるは「2015年度グッドデザイン賞」「2015年度ウッドデザイン賞・審査員長賞」を受賞しました。 <漆器めぐる運営チーム> 企画・販売:漆とロック株式会社 プロデュース:ダイアログ・イン・ザ・ダーク 監修:長光寺 住職 柿沼忍昭和尚 アートディレクション:有限会社ペーパーバック ウェブサイト:有限会社グラム・デザイン