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【日月のかたちの蓋付椀】
めぐるの「日月」の中椀をもとに蓋付椀にしました。雑煮椀や煮物椀として幅広くお使いいただきやすいサイズです。
【蒔絵の特長 -会津朱磨き-】
朱磨き(しゅみがき)は、漆で絵柄を描き、それが半乾きのタイミングで朱の粉を蒔くことで顔料を定着させ、さらにそれを磨き上げて仕上げる会津ならではの伝統技法です。器いっぱいに広がるおおらかなデザインととはっきりした陰影の同居する、現代的なグラフィックにも繋がるような独特の雰囲気が特徴です。絵柄は、伝統的に菊と桐の文様を描いています。
【かたちと塗り方の特長】
・日月のかたち:「ずっと手の中に包んでおきたい」「自分の唇と器の境目がわからなくなってくるみたい」思わず頬ずりしたくなる心地よさは、 まるで人のぬくもりそのもの。日月を重ねるほどに愛情が増していく形です。
・花塗り:花塗りは、別名「本堅地・塗り立て」と言います。素地となる木の上に下地(漆と土の粉末を練り合わせてペースト状にしたもの)を何度か塗り重ね、さらに、漆だけで下塗り→中塗り→上塗りと繰り返します。本来のしっかりした漆器づくりの基本の塗り方で、下地があることで、耐久性に優れた器となります。
【器の色味について】
外側:黒、内側:朱となります。
「めぐる」には、純度の高い天然の漆を使っているために、塗った際の季節や天候により、器のお色味には若干の違いが出ます。予めご了承いただきますと共に、めぐり合わせをお楽しみください。(また、お使いのPCや携帯電話の環境によっても写真の色味とは多少異なる場合がございます。)
【お手入れ方法について】
お手入れは、食器用洗剤と柔らかいスポンジで優しく手洗いしてください(食洗機や電子レンジの使用はできません)。水道水のカルキ分が表面に残らないように、洗ってからすぐに水分を拭き取っていただくと艶が長持ちします。
【製品情報】
会津漆器の腕利きの作り手たちが、素材や製法にこだわり、手間ひまをかけてお作りする、確かな品質の漆器です。国産の栃(トチ)の木で素地を作り、丁寧に下地を施した上に、上質な漆を用いて仕上げます。
・サイズ 口径 12.0cm
身の高さ 6.5cm
蓋の高さ 4.0cm
重ねた高さ 10.0cm
・重 量 約160g
・容 量 約370ml(すりきり)
・生産地 福島県会津若松市
・作り手 木地(手挽き)轆轤挽 小椋大祐
塗り(手塗り)塗師一富 冨樫孝男
蒔絵(手描き)蒔絵工房てるい 照井克弘
・素 材 木地 栃(日本産)
下地 漆(中国産)・砥の粉・地の粉
上塗 漆(岩手県浄法寺産・福島県会津産)/無油
蒔絵 漆(中国産)
・漆塗り 会津漆器の特長である「花塗り」にて仕上げているため柔らかな風合いが表現されています。
【梱包について】
商品は「めぐる」ロゴマーク入りの化粧箱(紙箱)に入れてお送りします。
【お使いはじめについて】
製作時期とご注文のタイミングによっては、漆を塗ってから日が浅い状態でお届けとなる場合がございます。その際は、お使いになる前に、箱から出して1ヶ月ほど陰干しし、空気に晒していただく「枯らし」をお願いしております。
また、最初は天然の漆特有のツンとした匂いがすることがありますが、しばらくお使いになるうちに自然に抜けていきます。
【お直しについて】
お直しができることも漆器の良さ。めぐるは塗り直しや欠けや割れの修理にも対応いたします。お直しの仕事は、「めぐる」を担当している塗師の弟子たち若手職人が担当いたします。
お直しについての詳細は、こちらをご覧ください。 ▶ https://meguru-urushi.com/repair.html