【第11季共同受注】めぐる・日月(花塗り:赤)<三つ組>のレビュー

【第11季共同受注】めぐる・日月(花塗り:赤)<三つ組>
【第11季共同受注】めぐる・日月(花塗り:赤)<三つ組>

届いてから1週間、赤と黒溜の2セットを居間の棚の上に並べ「枯し」を実施中。こちらは私用。手に沿う丸みが優しい形。赤は落ち着いた色味で今は柔らかな輝きですが、使い込むことでどう表情が変わっていくのか楽しみです。
十月十日ありがとうございました。ここからはこちらで使いながら大切に育てていきたいと思います。一生ものですね。

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でこりんさん

箱から出てきた日月の赤は、笑っているような楽しい雰囲気でした。確かに手の中に、こっぽりと収まりますね。丁寧な漆のお仕事、お見事です。さて、何をもりつけましょうか、考えて楽しんでおります。
使いながら馴染ませて、この赤色がどのように変化していくのか楽しみながら、また他の食器とも上手に組み合わせて、食卓を豊かに暮らしたいと思っています。

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伽羅さん

原木の伐採から制作工程も見学させていただき、待ちに待ったものがやってきました。大事に使って家族に受け継いで参ります。

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のーまんさん

実際に手に触れないとわからない良さを感じます。いくつか手元にある漆とは異なる初めての感触です。使い手が〔枯らし〕の作業を行い、作り手と使い手が繋がっていくという考えが素晴らしいなと
思い めぐる の名前の意味を感じます。唇に触れる日を楽しみに しばらくはゆっくりと〔枯らし〕を楽しみます。共にずっと過ごしていこうと思う器に巡り合えました。

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ひゆばぁばさん

ひゆばぁば様、レビューいただきありがとうございます!実際に手に触れていただいて、「いくつか手元にある漆とは異なる初めての感触」と仰っていただき、とても嬉しいです。枯らしの時間も少しもどかしいかもしれませんが、作る時間の最後、そして育てる時間の最初の一歩を楽しんでいただければ幸いです。お直しもいつでもお受け致しますので、どうぞ永くご愛用いただければ幸いです。

漆器「めぐる/めぶく」公式オンラインストア
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落ち着いた色味がとてもいいです。漆ならではの色彩が美しです。

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三毛猫さん

三毛猫様、レビューいただきありがとうございます!漆ならではの深みのある赤を目指して製作しておりましたので、そのように感じていただき、とても嬉しいです。お直しもいつでもお受け致しますので、どうぞ永くご愛用いただければ幸いです。

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手にするまで、時間がかかること、すなわち作成の過程で気候の影響を受けたり等、ひとつの作品が出来上がるまでには、様々な状況があったり、またそれを受け入れてたゆまず作り続ける作り手の方々がいることを知りました。大事に使います。

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hachiさん

hachi様、レビューいただきありがとうござます!お届けまでお時間をいただきましたが、そのようにお感じになっていただけて嬉しく感じます。仰るとおり、樹木の恵みをいただき、生きた塗料である漆を塗り重ねた器である漆器は、その時に使う素材ひとつひとつの特徴や性質、そして作る際の気候、それらに寄り添うように作られます。ゆっくり丁寧に作られた器ですので、食卓でも少し一息つきながら、ゆっくり愛でながらお使いいただけたらと思います。お直しもいつでもお受けしますので、お気軽にご連絡ください。それでは、今後ともよろしくお願い致します。

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教えてください。
水平の三つ組 <真朱>と<黒>と<明朱>の違いは何でしょうか。また、3種類の中で一般的なもの、あるいは注文のおおいものはどれですか。
また、日月の<花塗り>と<拭き漆>の違いは何ですか。

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きしやんさん

きしやん様、この度はお問い合わせいただきありがとうございます。

水平の<真朱><黒><明朱>の違いは、器の色の違いになります(塗り方は同じです)。明朱は現在お作りしておりませんので、2017年現在、水平は<真朱>か<黒>の2種類からお選びください。水平の赤(真朱)と黒、どちらも人気で注文数はあまり変わりありません。

一方、日月の<花塗り>と<拭き漆>の違いは、漆の塗り方の違いになります。<花塗り>の方は木地に下地を何度も重ねてから下塗り→中塗り→上塗りと繰り返します。花塗りと呼ぶのは、最後の工程の上塗りの時に研ぎ出さずに塗ったまま乾かすことでふわっと自然な風合いになる会津独特の仕上げ方です。<拭き漆>は、木地に直接漆を摺り込み、拭き取ることを何度も繰り返します。下地がないので、木地の木目が見える塗り方になります。花塗りと拭き漆のさらに詳細な制作工程は下記もご参照ください。

<花塗り>
1.木固め:木地を頑丈にするために漆を染み込ませる
2.下地1回目:使用する際に一番傷みやすいお椀の中底と裏底を丈夫にするためクッション性のある糊漆と地の粉(2辺地)で下地
3.下地2回目:さらに器全体を地の粉(3辺地)で下地
4.下地3回目:密度の高い砥の粉(3辺地)で下地仕上げ
5.下塗り(素黒目漆)
6.中塗り
7.上塗り(日本産)

<拭き漆>
1.木固め:木地を頑丈にするために漆を染み込ませる
2.目止め:木の導管を錆(生漆と砥の粉)で埋める
3.砥ぎ:木目が出るまで砥ぐ
4.拭き漆:計4回塗りと研ぎを繰り返す(色の表現を出すための玉虫漆で2回、仕上げに日本産の漆で2回)
5.天ぶち処理:口当たりを滑らかにするため口縁と糸底部に素黒目漆を塗る

漆器「めぐる/めぶく」公式オンラインストア
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